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  自由競争の法則

国富論を書いて、事実上、経済学を誕生させた人アダム・スミスは自由競争についてこう言っている。

各個人が己の生活をよくするために努力すれば社会全体が豊かになるすでに説明するまでもない考え方ですね。
資本主義の基盤とも言えます。
スミスは「見えない手の導き」という有名な言葉でこのことを表現しています。
一見するとこの考え方は激しい競争(争い)を生むように思えるのですが、多くの仕事を得るためには「誠実さ」「仕事の質」「仕事の早さ」が求められるため、自然と社会が良い方向に向かっていくのです。


しかし、自由競争はフェアプレイでなければならない自由競争に参加する個人は「競技者」であるのと同時に「審判」でもあります。

そして、審判としての個人はフェアプレイに対して細心の注意をはらっています。
なぜならばフェアではない行為は「社会全体の利益に反する」「自分自身がフェアではない行為の被害に合う可能性がある」からです。
最近では「ライブドアによるニッポン放送買収」が分かりやすい例ですね。それが合法であったとしても審判(全国民)がフェアではないと判断すればダメなワケです。

共の利益を説く者は信用するなまたスミスは「公共の利益を説く者は信用するな」とも言っています。
これは考えればいくつでも思い浮かびますよね。
たしか、ニッポン放送&フジテレビの方々も「公共の利益」という言葉を使っていました。
とても厳しい考え方ですが、常に頭にいれておく必要がある言葉です。
妥当ではない利益は「見えない手の導き」を歪めてしまう。
スミスはイギリスと植民地の独占権による害を説明しています。

イギリスは植民地との独占権により大きな利益をあげることが出来ましたが、その「妥当ではない利益」を得ることによりイギリス国民は「利益のために努力をする」という基本的なルールを失ってしまったのです。

それにより「見えない手の導き」は歪められ、イギリス全体が致命的に弱い体質へと変化してしまいました。 妥当でない利益は「有害」であるということを忘れないでください。

あらゆるものの実質価値とはそれを獲得するさいの苦労と労力である補足として付け加えると「需給関係による価値は実質価値に近づいていく」ということです。

当然のことですが忘れがちなことです。例としては「半導体」などが分かりやすいのではないでしょうか。非常に成長性のある儲かる分野と言うことで多くの企業が参加した結果、価格が非常に下がりほとんどの企業が撤退。

その後、実質価値に戻ってきたことにより生き残った企業は適正な利益をあげることができたということです。